本棚を運んでいたらよろめいて壁にクソデカい穴が開き、絶望のあまり放置してから状況を冷静に見守り始めてからはや2か月が経過していたわけだが、火災保険が効くかもしれないことに思い至り電話してみたら果たして保険が降りたのであった。神様ありがとう。AIGありがとう。そのことを管理会社に電話するついでに、驚くべきことに、なんともう半年間回りっぱなしになっていた換気扇も交換してもらえることになった。雨の日も風の日も君はいつも「強」で回り続けていたね。君がいなくなったら、部屋は少しだけ静かになってしまうかもしれないけど、でももう僕も一人でも生きていけるかもしれないから。
まあはっきり言って自分の生活態度は終わり散らかしているため、普通に生活しているだけで部屋がボロカスのようになっていくわけだが、壁の穴だの換気扇だのを修理するということは、当然その程度を見てもらうために管理会社とか修理業者を自分の部屋に入れる必要があるということを意味する。しかし、ありのままの状態を管理会社の人間に見せることはとてもできない。とにかく管理会社の人間の前では健全な社会生活を送っている善良な人間のふりをしたい、という強い気持ちがある。こいつは異常な生活を送っている人間で、何かしらトラブルを起こす可能性があり、壁にクソデカい穴が開いたとしてもそれは日頃の振る舞いが生んだ当然の帰結である、などと思われたくない。あくまでも自分は誤って壁にクソデカい穴を開けてしまった無辜の被害者でなければならず、事実そうなのだから、そういうイノセントな印象を与えるにはマジで床に散乱した大量の干からびたバナナの皮などが邪魔になるのである。
というわけで壁の穴を修理するまでにメチャメチャ家を掃除しなければらなかった。リビングは当然として、換気扇周辺を見せることになるはずなので、水回りもめっちゃ掃除した。クエン酸とセスキと激落ちくんもどきを100均で買って親の仇のごとく油汚れをこすり上げ、シンクを鏡面のごとくにした。本も本棚から溢れて作業スペースを圧迫し始めていたため、段ボール4箱ぐらい処分した(片付けた本をブックオフに売ろうとした過程で、マイナンバーカードの期限が2か月前に切れていたこともわかった)。
そして最も重要なのは、これらのタスク管理すべてに Claude Code を使ったということだ。正直に言って、 Claude Code 抜きでは自分はあと半年以上壁の穴を放置し続けたかもしれないし、換気扇に至っては日常風景として扱い問題として考えることをやめていただろう。もう自分は日頃の仕事は言うまでもなく、毎日のニュース収集から家計の管理、作り置きのレシピの提案まで Claude Code に完全に依存している。Claude Code ありがとう。Anthropic のデータセンターを動かすために燃えているアフリカの熱帯雨林の木々たち、ありがとう。君たちのお陰で僕も少しづつ真人間に近づきつつあります。
- Have a Fucking Website - Other Strangeness — merritt k