出社。電車で読むためのジジイのエッセイを買う。井伏鱒二、正宗白鳥、佐藤春夫など。いいラインのどうでもよさというものがあるんだよな。考えたくないので知的な刺激とかはいらない。面白すぎてもダメ。ヤマメ釣りとか唐代の壺とか反自然主義文学の潮流とか、この VUCA の、この不確実性の時代とはまったく関係がない本当にどうでもいいことについて書かれているのが望ましい。そして文体も重視したい。離乳食みたいに噛み砕かれた文章には耐えられない。何かしら分かりづらい部分、癖のある部分がないと何かを読んでいる気分にならない。したがってジジイのエッセイに落ち着くことになる。